業務で使われる機械について

化学反応に使用可能な超音波分散機

一般的に化学反応の多くは、複数の化学物質を混合させるなどして化学ポテンシャルを利用して反応を開始させたり、熱や光などを使用して反応エネルギーを与えるといった方法が多く用いられています。

最近はこれらの手法に加えて、超音波を利用して化学反応を起こさせる「ソノケミストリー」の研究が進められています。

水などの溶媒に強力な超音波を照射させ続ける間は、OHラジカルとHラジカルに分解した状態が生じます。

水は化学的に安定していますが、ラジカルは不安定なので化学反応を起こしやすくなります。

この性質を利用すれば、毒性の強くて爆発の危険性のあるラジカル開始剤を使用しなくても化学反応を起こさせることができます。

超音波の照射を停止すれば元の状態に戻るので、安全性が高いというメリットがあります。

日本アレックス株式会社は強力な超音波分散機「超音波ホモジナイザー」を製造・販売しており、微粒子の分散や高分子の重合開始などの用途に用いられています。

「超音波ホモジナイザー」は2万Hzの強力な超音波を連続して発生させることが可能なので、実験室レベルだけではなくて製造現場でも活用されています。

高分子合成や有機化学分野でラジカル反応を使用する場合は、超音波発生装置を試してみることができるでしょう。

日本アレックスの公式サイトには超音波分散機について詳しい情報が記されているので、関心をお持ちの方はサイトにアクセスして調べてみることをおすすめします。