業務で使われる機械について

安定して積み重ねる事が出来る円盤分銅

分銅と言うのは、天秤ばかりで被測定物とバランスを取る為に、昔から使われて来たものです。

近年では、秤は進化し電子秤等が普及しており、こうした分銅の必要性はなくなっているのではと思われがちです。

しかし、現在も精密天秤や電子秤の校正用に、分銅の必要性は決してなくなる事はなく、改善が加えられながら生産販売され、利用し続けられています。

この分銅の老舗製造会社に、大正天びん製作所と言う会社があります。

名前の通り、大正時代に創業された伝統ある会社で、各種精度の分銅を生産販売し、また秤の校正等も行っている会社です。

長い年月の中で、分銅に工夫を加える点などはないと思われがちですが、使用する材質はもちろんの事、様々なニーズに応える新しい分銅の開発・改良も継続的に続けられています。

その一つに、安定して積み重ねて使用できる円盤分銅があります

何種類かの円盤分銅を積み重ねて使用する場合に、従来品では不安定となり滑り落ちる危険性があったものを、改善したものです。

具体的には、積み重ねた時のズレ防止の段と溝を付け、安定性を確保したものです。

これにより実用基準・実用分銅として複数個重ねて使用して行う秤の再現性・直線性や、その他の校正・調整・検査時の利用が安定して行える様に改善が図られました。

一般の方には縁遠い存在かも知れませんが、あらゆる産業のベースとして重要な重量測定の分野で、分銅は現在も進化し続けているのです。